もし、あなたが整形外科や整骨院・整体院に通い続けているのに外反母趾が改善しないのであれば、外反母趾に対する根本的なアプローチができていないのかもしれません。当院には外反母趾による痛みで悩んでいる方が多く来院されています。

来院されている方の多くは３ヶ月以上続く外反母趾の痛みに悩まされています。

長い方ですと、外反母趾による痛みに何十年と悩んでいる方もいます。

整形外科で痛み止めや湿布、装具などを使っても症状が改善しない方が多く、３０年前と比べて約８倍も増加しています。

なぜこのような現象が起きているのか。

それは、一人ひとりの身体に合った施術方法を選択できておらず、根本的な原因に対してのアプローチができていないからです。

毎日のテーピングや、履きたい靴ではなく履ける靴を選んで生活を送っている方、今こそあなたの身体に合わせてアプローチしていくことが必要です。

外反母趾は成人の３０%に認められるほど身近になっています。ヒールを履く女性に多いイメージを持たれている方も多いと思いますが、近年では男性の外反母趾も増えてきています。

外反母趾の痛みは足のゆびの筋力低下が原因で発症することもあるので、男女関係なく多くの方が悩まされているのです。

外反母趾は足の親ゆびの関節が外側に曲がってしまい、関節が突出してしまうことにより靴との摩擦が起こりやすくなってしまいます。

ひどくなると腫れや発赤がみられ、歩くときに痛みを感じやすくなります。

さらに悪化すると突出部分を通っている神経が圧迫されることにより、しびれや神経痛が引き起こされることもあります。

このような状態で歩行していると、自然と歩行が崩れて筋力低下が生じてしまいます。

その結果、扁平足（へんぺいそく）や開帳足（かいちょうそく）を悪化させることにより更に外反母趾を悪化させるということもあります。

外反母趾の原因の一つとしてヒールを履くことと思われがちですが、ヒールを履かない男性にも外反母趾が増えています。ですので、ヒールを履くこと自体は直接の原因ではありません。

確かにヒールを履くことにより持続的に親ゆびに刺激が加わることも原因の一つではありますが、一番の原因は「歩行の崩れ」や「足の裏の筋力の低下」が本当の原因です。

本来であれば歩行時、母趾での蹴り返しが重要になるのですが、外反母趾の方はうまく蹴り返しができなくて、代償として第二趾に過剰な負担がかかります。

そうすると足裏第二趾（足の人差し指）の付け根付近にタコができることがあります。

タコに過剰に刺激が加わることでウオノメとなり鋭い痛みが現れることもあります。

そうすると痛みをかばうため足裏全体や身体の他の場所が痛くなる原因になるのです。

これは日頃の姿勢の悪さから背骨が歪み、歩き方が崩れることによって起きてしまうのです。

特に足元は立っている時も座っている地面と接しており、歩く、走るなどの動作の衝撃を一番に受け止めている部分です。

だからこそ外反母趾の痛み以外に注目することが大切になります。

当院では、身体の土台となる足から全身のバランスを整えていきます。足裏にあるアーチ、足首の動き、体重のかけ方などを検査・アプローチしていきます。

地面からの衝撃を受けている足の裏、足首の関節の状態を整えていくのですが、その為には、身体を支えている骨盤と背骨の状態もしっかりと検査していきます。

骨盤から背骨の関節を一つひとつ丁寧に優しく揺らして整えていきます。

その結果自律神経も落ち着き、過剰に緊張している筋肉の硬さもとっていきます。

身体がリラックスすることで施術効果を高めていきます。

このように足元から骨盤、背骨と全身を患者様一人ひとりに合わせてアプローチすることで、長年悩まれていた外反母趾による痛みに対して新しい刺激を加えていきます。

外反母趾による痛みは、長年の歩き方の癖や足裏のアーチの崩れ、背骨の歪みやバランスの崩れにより起こるものなので一度で改善することは難しいかもしれません。

しかし、適切なアプローチをすれば改善が見込める症状です。

あなたが感じている辛い思いや、外反母趾の痛みによってできなかったこと、我慢している生活を送っている状態を私たちがサポートいたします。

長距離歩かなくても痛みが現れる方も多いですが、東千田町があるから少し無理をすることができると喜ばれています。全ての行動に制限をかけてしまうと、心のストレスになることもあるので、可能な範囲でチャレンジできる環境も喜ばれています。

ぜひ一度ご相談ください。